山梨のワイナリーはここ!シャトーメルシャンに行ってきました。【山梨旅Part 2 : ワイナリー編】
こんにちは、Moです。
試験勉強で真面目に勉強していたので記事が書けませんでした。これからどんどん更新していきますのでお楽しみに⭐️
前回の記事で山梨旅の計画を立てたところまで行きました。
今回は旅当日に入ります。例によって長くなってしまいましたので時系列順で午前、つまりワイナリー巡りのところを取り上げます。
それでは行きましょう!
旅の始まりは新宿駅から!
京王線の新宿駅から旅は始まります。前回すこしふれましたが、高尾まで京王線でも中央線でも変わらないため、今回は京王線を使うことにしました。ありがとう京王!愛してるぜ!
京王片倉駅のちょっと前では開けた景色が楽しめます。天気予報は曇りでしたが山梨側はいい天気になりそう!
京王片倉駅はこんな感じで結構いい景色のところです。外で写真を撮っていましたが特に何もない駅なので発車ベルもなくドアが閉まりました。結構ぎりぎりに乗り込んだので危なかったですw
というわけで高尾駅に到着です!
高尾での乗り換えは数分、切符も買わなければならないため、急いでJRのホームへ向かいます。(写真は京王線からみたJRのホームです。乗る電車が奥に止まってる。)
急いで向かってこの電車、中央本線高尾発小淵沢行きに乗り込みます!
緑の中をガンガン飛ばしていきます。クロスシートが埋まっていたので仕方なくロングシートに座っています。
それにしてもドアが東京の電車よりちょっと大きい気がします。乗車、降車客が少ないからドアの開閉時間とか気にならないからでしょうか?
車内の広告も東京の電車とは比べ物にならないほど少なく、快適です。
隣の相模湖駅でたくさんのお客さんが降りていきました。
ハイキング客でしょうか。
この次の藤野駅のあたりで南側に確か山の中に巨大なラブレターがあるのですが、奇しくも見逃してしまいました。(上の画像はGoogle画像検索から引っ張ってきたものです。)
しばらくすると四方津駅につきます。これは、「しおつ」と読みます。難読駅の一つですね。
ここにはコモアしおつというバブル時にできた、高台にある集合住宅があり、写真の奥にあるのはコモアしおつへ向かうエレベーターです。確か日本一長いエレベーターだったかな?機会があれば訪れてみたいものです。
大月を通過し、電車は有名な笹子トンネルに入りました。
笹子トンネルをぬけ、しばらくすると甲府盆地に入ります。ここは甲州市勝沼町の勝沼ぶどう郷駅、今回の目的地です。駅の斜面側では早速ぶどう畑が見えてテンションあげあげです⤴︎
ここまで2時間ちょっとの電車旅でしたが、飽きることなく楽しめました!
こんな感じのルートです(中央線のみで表示されてることもありますがだいたいこんなルートでしたってことで。)
駅周辺はこんな感じ。タクシーがいっぱい止まってる。
ワイナリーシャトーメルシャンまではなんと「徒歩!!」
さて、早速ワイナリーまで向かうのですが、その距離は3.0km、徒歩約40分です。
ぶどうの季節(9月以降)はバスも出ているのですが、私が行った時期はバスがなく、タクシーもおそらく3000円ほどは取られるだろうし..高いです。
というわけで徒歩で向かうことにしました!
こんな感じのバスがあります。参考までに。
勝沼ぶどう郷駅は、峠越えを終えたすぐ後の駅なのでとても高い場所にあります。そのため、この辺りから見下ろす景色は最高でした。
道の左右はぶどう畑が広がっています。
ぶどうは一つ一つ丁寧に包まれていました。雨に当たって傷つかないようにするためか、鳥害を防ぐためか、といったとこでしょうか。
梨の木もあってさすがフルーツの王国という感じです!
ズンズン畑の中を下っていきます。
デラウェア、巨峰、シャインマスカットなど様々な品種のぶどうが観れます。さすがはぶどうの郷だぜ...
というわけで、途中小雨に降られる、集合時間10秒前に到着するなどのアクシデントを起こしながらなんとかビジターセンターに到着します!(外観の写真忘れちゃいました。さーせんwww)
ワイナリー見学はいろんな話が聞けて楽しい
さあ、今回の目的の一つであるワイナリー見学をします。
まずは入場して1000円払い、見学用のカードをもらいます。
今回のツアーガイドさんはソムリエの資格を持っていて、ここで働いている方です。まずはその方に引き連れられてビデオを見ます。
ワイン作りの歴史、シャトーメルシャンの歴史について学びました。ここは「日本で最古のワイナリーを発端としている」そうです。
ビデオの後は、地下貯蔵庫へ案内していただきました。
タルのある部屋は涼しく、入った途端にタルの木(確かオーク樽だったかな?)の匂いを感じました。私はバニラのような甘い匂いだと感じました。人によって感じる匂いは違うそうです。
赤ワインは赤く、白ワインは無色なのでとてもわかりやすいです。ちなみにタルの上部に穴を開けているのは、内部でできるだけ空気に触れないようにするためだそうです。
この樽はフランスから輸入しているようです。新樽は木の香りが移りやすく、力強いワインになり、なんども使用した旧樽はまろやかになる傾向があるそうです。
なんかそんな気がしますね。(適当)
こんな感じで樽に入れたぶどうの種類、入れた日付などのタグがついています。
樽を占めるバンドに竹を巻いてあるものもありますが、これはただの装飾だそうですw
地下貯蔵庫で話を聞いた後は、外に出てぶどう畑の見学をします。
ぶどう畑の方へ歩いてきました。
庭の方に来ました。ここでは空の下で休憩できるようです。にしても曇っちゃって少し残念だなぁ。
ぶどうの栽培方法は2種類あって、これは垣根式の栽培です。欧米はこういったスタイルが多いそうです。確かにニュージーランドのぶどうはこれが多かったです。
一方こちらは藤のような吊り下げ式。今まで歩いて来た道では100%こっちでした。日本ではこっちが主流のようです。理由としては土からの湿気が日本の方が多いから...とかだった気がします。
葉っぱにかかっている白いのは防カビ剤だそうです。ただ、TBZ、イマザリルのようなやばげのやつではなく、成石灰がメインで、銅とかの金属類も少々含んでいるような緩めのものだそうです。
ぶどうの周辺はカビ防止のために風通しが良くなるよう剪定しています。湿度が高い日本だと特にこういった配慮が必要なようです。
また、下に草が生え散らかっていますが、これは雑草ではなく、吸湿効果があるのであえて草を生やしているそうです。確かにニュージーランドで見たときは下は皇帝にありがちな感じの土でした。日本でぶどうを育てるのにはこんなにも配慮がいるのかと驚きました。
しかも、草の中にも窒素固定できるシロツメクサなども見れて考えられているなぁと感心しました。
ここにバラが植えられているのは、病気を見るためだそうです。ぶどうもバラ科の植物であり、バラと同じ病気にかかります。バラの方が病気にかかりやすいため、ここのバラが病気になったらぶどうの方ももうすぐ病気になりますよというサインになるそうです。
まさに炭鉱のカナリヤ状態で、「お前...」という気分になりました。
ちなみに、病気が起きたときは近隣の農家さんと情報共有をして一丸になって対策するそうです。危機管理がしっかりしてますね。
こんな感じで列ごとに品種が決まっています。
とまあこんな感じで、いろんな小ネタを聞けて楽しかったです!
最後はテイスティング
ワイナリーツアーも佳境で、最後にはみなさんお待ちかねのテイスティングの時間になりました。
こんな感じでメモができる紙とペン、ワインの情報が表示されるiPad、そしてお口直しのボルビックと準備万端です。神か。
ワインは白、ロゼ、赤と全種類試せます!
まずは白から。「萌黄」という商品です。
私が残したメモによると、
・さわやか
・パイナップルの香り
・甘く、すっきりとしている
・ハナからスッと
なんだそうです。(投げやり)
次はロゼ。「ももいろ」という商品です。
例によって私のメモによると、
・ももいろ
・弱く、やわらかな香り(少しプラスチック感じる?)
・味も柔らかく、何にでも合いそう(すっきり系)
・少しの酸味?
・手で温めたらベリー系の香りがした
だそうですw
最後は赤です。これは「藍茜」という商品です。名前イカしてんなぁ...
例によって私のメモによると、
・私はオーク樽の香りがしたと思う(?)
・少しだけ渋く、柔らかめ
・酸、そして果実感
だったそうです。これだけ情報すくなっ!
ブログを書いているのがテイスティングの3週間後なので正直あまり思い出せませんが、メモがあると少しだけ参考になりますね。
こんな感じのメモでした。
「にしても正直に書きすぎだろ俺」という感じでした。
確か個人的には「萌黄」が一番好きでした。まあ白ワイン好きなのでえこひいき感もありますが。
iPadに乗っている情報がソムリエさんが書いた情報なのでそっちを見てくださいねー(丸投げ)
とまぁ、ワイナリーツアーはここまでです。色々な話が聞けてとても充実した時間になりました!シャトーメルシャンは初めてのワイナリーツアーとしてとてもお勧めできるところです!
他の楽しみ方もあります!
ワイナリーツアーは終わってしまいましたが、まだまだここで遊ぶことができます。
例えば、いろんなワインの試飲(有料)ができます。
これはオレンジワインという、白ワインに赤ワインの製法を混ぜただとかなんとか見たいな甲州独特のワインです。「グリ・ド・グリ」という商品です。
(入手しにくい的な意味で)ここでしか飲めないようなワインもたくさんありますのでこの際いろんな種類のワインを試していくといいですよ!小さいグラスで一回200円です。
こんな感じの場所で試飲できます。
ここでお土産のワイン(重い)を買っていきました。
他にも博物館みたいなところがあります。昔使っていたワイン用の蔵を回収して作られたこの博物館は、日本でのワイン作りの歴史を展示しています。
こういう昔の樽もあります。ちなみにここは地下でめっちゃ涼しかったです。
ワイナリー巡りは続く...
この後、周辺のワイナリーに入っては試飲をして、次のワイナリーへを繰り返していました。
少しほろ酔いだったのであまり写真はありませんが、この一帯はかなりワイナリーが多く、どこでも気軽に試飲ができるのでとても楽しかったです。
私は時間の都合上周辺の小さなワイナリーしか行けませんでしたが、「シャンモリワイン、ロリアンワイン、まるき葡萄酒」あたりが良さそうでした。参考までに。
最後に
長くなってしまいましたがPart 2はこの辺りまでにします。
午前中だけでも素晴らしい電車旅、そしてワイナリー見学ができてすでに大満足なのですが、これからどんどん楽しくなっていきます!!
というわけで、Part 2ではワイナリー巡りを終え、次は昼食を食べて桃狩りへ向かいます。次回もお楽しみに!
前回
Instagramやってます
旅行中の絶景や日々の暮らしのスナップ写真をあげています。よかったらフォローお願いします!