【大地の芸術祭】越後妻有の上郷クローブ座レストランでは新潟の恵みを味わえるぞ!【新潟旅行Part 2】
こんにちは、Moです。
この記事は新潟旅行のPart 2になります。Part 1ではまだ新潟県に入っていませんが、今回、新潟県に入ります!
新潟県には12時ごろに到着しましたので、今回は新潟県での初ランチです。
それでは行きましょう!
前回
電車で越後湯沢まで
前回はリゾートやまどりで群馬県の沼田駅まで行きました。とりあえず鈍行列車を乗り継いで新潟県越後湯沢に行きます。
途中、水上駅から越後中里駅の間は清水峠(群馬県と新潟県の県境)を越える部分を通ります。この部分の上越線は一日5本ほどと、極端に本数が少ないですので気をつけましょう。
途中、土合駅という地下400mちょいにある駅に停まったりもします。ここで降りると次に来る電車は数時間後なのでおりませんでしたが、外は涼しそうでした。(画像はWikipediaより)
この土合駅があるトンネルは新清水トンネルと呼ばれています。逆方面を走る列車は清水トンネルという古い方のトンネルを使っており、その清水トンネルは、川端康成の雪国の有名な節、「国境の国境の長いトンネルを抜けると雪国であった」という一節の舞台になっています。
私が訪問した時は夏でしたので気持ちいい晴れでしたけれどもねw
越後湯沢駅からはレンタカーで!
今回は青春18切符旅なのですが、ここで禁断のレンタカーをしてしまいます。
今回訪問しようと思っていた越後、北越一帯はJR線がなく、代わりに北越急行ほくほく線という列車が走っています。ほくほく線を使ってもよかったのですが、どうしてもバス併用になってしまうこと、バスがほとんどないこと、そしてこのあとおとづれたかったところがバスがないことなど色んな理由がありましてレンタカーになりました。
本当は大赤字の北越急行に貢献したかったんですが...
というわけでレンタカーでまずは「上郷クローブ座レストラン」に行きます!
上郷クローブ座レストランって?
ここ、越後一帯では3年に1度、大地の芸術祭という世界最大規模の国際芸術祭を開催しています。2018年は第7回の大地の芸術祭でした。
上郷クローブ座レストランは、その大地の芸術祭の一部分としてオープンしているレストランです。
江戸時代に鈴木牧之が雪国の暮らしを描いた『北越雪譜』をモチーフに食のアーティストEAT&ART TAROが津南産の旬の食材を用いた特別メニューを開発。野津あおい(俳優)が物語を創作し、津南の女衆が演劇仕立てに料理をサーブします。
と、こんな感じの芸術×食のレストランになっています。
上郷クローブ座レストラン訪問レポ
というわけで越後湯沢駅から車で50分、上郷クローブ座レストランに到着しました。
外観から芸術があふれています(笑)
入り口はこんな感じ。中学校をリノベーションした建物なので、玄関の上履き入れがあったりして学校感がすごいです。
食事代2000円+入館料500円を払い、入場します。
レンタカーを借りるのに手間取り、少し遅刻してしまいましたので到着したら早速料理がもらえました。
まずは津南町の野菜を使った前菜です。出汁で煮込んだキャベツと柔らかくするために潰した豆が載っています。
キャベツの中にはこれでもかといほど旬の津南の野菜が入っています。
一番手前にあるのは金糸瓜。東京では見かけない野菜もあってテンションが上がります。
どれも出汁が効いていて、甘くて美味しいです。
次に豆のスープがきました。(確かエンドウだったかな)
豆の風味が強く、クリーミーで美味しいです。
食事していると津南町の女衆の人が出てきて、津南の生活を語ってくれました。
コメの籾殻やゴミを飛ばす唐箕というマシーンの実演が始まりました。小学校の社会の教科書でしか見たことがないものが動いているのを見ると感動するものです。
さて、引き続いて豚肉を使ったナチュラルハム、冷やしトマト、とうもろこしが出てきました。
どれも山積みで、同じテーブルの方と一緒にいただく感じです。これは給食みたいで楽しい!
隣の人と話しながら自分の分を取り分けます。
どれもシンプルなものですが、ハムは燻製感はないもののとても柔らかく、トマトととうもろこしはどれも「こんなにも甘いのか!」と驚くほど甘く、おいしかったです。
余った分もありましたのでちょっといただきました。給食のお代わりをしている気分ですw
ハムのプレートと一緒に「一番美味しいおにぎり」というのが運ばれてきました。
新潟県の人が満を辞して「一番美味しいおにぎり」を出すもんですからとても期待が高まります。
おにぎりは期待通りの味でした!ほんのりと塩味が効いたおにぎりは、噛めば噛むほど甘く、遅れて食べた昼食としては最高の主食になりました。
一緒に瓜の漬物もきました。これがまたおにぎりによく合います。
これらのメインを食べている間にプロジェクターを使った津南町の紹介ムービーが流れていました。
デザートは、この雪深い一帯で冬に取れる雪にんじんを使ったゼリーです。上にはヨーグルトが載っています。
雪にんじんは冬の寒さで甘みが増し、砂糖は一切入っていないというそのゼリーは優しい甘さが広がるゼリーでした。ヨールグトの酸味も相まって美味しいです。
これで食事と演劇は終了になりました。最後に女衆の方々の挨拶があって終わりです。ありがとうございました!
食事を終え、 教室を後にします。
食後は中の展示を眺められます
さて、ここ上郷クローブ座は大地の芸術祭期間は芸術作品の展示があります。(外観にあったはしごも芸術作品の一つです。)入館料500円を払っていますししっかり見ていきましょう。
お化けたちと一緒にバンドを組んで、一緒に歌うことができたりします。
しゅーえんー。
他にも様々な展示上がりましたので、食後にゆっくり芸術鑑賞をしました!
まとめ
というわけで以上が上郷クローブ座レストランの訪問レポートになります。
女衆のお話は楽しかったし、何より地元の週の野菜を使った本気の料理が美味しかったです!
上郷クローブ座レストランは、期間限定で今はもうやっていないようですが、たまにやったりするようです。確実に訪問するには2021年の第8回大地の芸術祭の時期になりますが、興味がありましたらぜひ訪問してみてください。オススメです!
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